今日は推しの話をする。
次の2月18日、Aぇ! groupの結成記念日にファーストアルバムが発売される。めでたい。
ファーストアルバムって3rdぐらいまで出してからのイメージ*1だったので、こんなに早く手に取れるとは思っていなかった。
その日のお祝いを意識した、スタッフ陣の粋な計らいなのかもしれない。
はてなブログProになったことにより、以前よりブログを見てくれる人も増えたので、宣伝がてら彼らの紹介をしておく。
STARTO ENTERTAINMENT所属。楽しいことと音楽が好きな、関西出身の5人組アイドルグループです。
sp.universal-music.co.jp▲ 鉄腕DASHのリチャードが居るグループ
ファーストアルバムのリード曲『Hello』。
年末に公開されたリリックビデオと今年公開されたばかりのMVは、朝の支度や料理中のBGMとして活躍してもらっている。
聞けば聞くほど、なるほどこれはリード曲だと納得する。
あまりにも今、2025年のAぇ! groupにハマりすぎているのである。
www.youtube.com▲ MVの空気感好きすぎる。優勝
僕達は 何回も立ち止まって
涙で前が見えなくても
名前を呼ぶその声が
届かない日なんて無かった
この歌詞を聞いたとき、ハッとした。
同志からはきっと共感が得られるだろうし、もしかしたらすでにSNSではn万回と言われているかもしれない。
とある曲に重なるものを感じたのだ。
関西ジュニアには『君からのYELL』という曲がある。どのグループの曲、というわけではなく、関西ジュニア全体の大切な歌。
ファンからのエールに感謝を歌う、バチバチのアイドルソングである。
いつでも感じてる 君からのYELL
離れていたって僕に届くよ
この曲に感動するのは「私たちが彼らの支えになれてるんだ!」というオタクの勘違いによるエゴなのかもしれないが、そんなこと言ったって嬉しいじゃん。
気持ちよさそうに客席を見渡しながら満面の笑みでこれを歌ってくれるんだから。
昨年3月に京セラドームで聞いた『君からのYELL』、Aぇがこれを歌うのは最後かと噛み締めたのを思い出す。
その代わりというのはちょっと違うかもしれないが、『君からのYELL』で感じた感情の昂ぶりに似たものを『Hello』に覚えた。
前振りである「僕達は何回も立ち止まって 涙で前が見えなくても」。
彼らが立ち止まったり、足踏みしたり、挫折にも似た経験をしているのをこれまでも目の当たりにしてきている。
いろんなことを一緒に乗り越えてきた今の5人に、この前振りを踏まえて歌われる「名前を呼ぶその声が 届かない日なんてなかった」は、どうしたって胸に刺さってしまうものだった。
未来に期待しなくてもいいように
“今”を変えてみせるよ
サヨナラをしよう
願うだけだった日々と
ジュニア時代、未来に期待せざるを得ないシーンはあったと思う。
当初Aぇ! groupはデビューを前提として結成されたグループではなかった…というのは比較的最近知った話。*2
それでもいつからか、「デビューしたい」「デビューします」そういった夢をはっきりと語るようになった。
本人たちの努力や実力で叶えてきたことではあるが、それらの言葉に期待や願いを孕まずにはいられなかったと思うのだ。
少なくとも、一ファンである私にはあった。
過度な期待は傷付くだけだとわかっていても、願い続けたことだった。
念願かなってのデビュー。
競い合う相手が変わる。ここから先の夢を叶えるのはきっと、今まで以上に努力と実力、それから結果が求められる。"今"を変えてこれから先の未来を変えていく。
それは5人の想いに似たものがあるんじゃないかと思えてしまう。
『Hello』の歌詞はあまりにも「今」のAぇ! groupにハマり過ぎている。私がそう感じる理由はこんな具合だ。
これまでの道のりと、それを踏まえた現在地と、この先の未来。
それらを歌うこの楽曲は、いろんなことを経験して、かつ、この先がまだまだ長い彼らからだからこそ似合う曲なんじゃないかと思っている。
過去の色々を思い出してちょっとエモさもよぎりつつ、どこか爽やかな風が吹き抜けるようなメロディーラインとBPM。
リリースはまだ先なのに、私はこの曲が大好きだ。
私は普段音楽を聴いていても聞き心地重視で、歌詞をじっくり噛み締めることが少ないタイプ。
だけど『Hello』は聞こえてくるワードに無性に反応してしまい、感情のやり場を求めてこのブログを書いてみた。
自分の頭の中にあるぼんやりとした想いがうまく言語化できているかはわからないが、これを読んだ誰かひとりにでも「わかる!」と思ってもらえたら嬉しい。
ここまで書いて読み返し、n番煎じっぽい記事だなぁと思う。試しにググってみたら、案の定ロッキン・ライフさんが年明け前の時点で数倍明瞭な記事を書いていた。
sinario19.com
音楽でも、そういう「この人だからこそ」はけっこう重要だよね、という話だ。
そうそう、こういうこと。でもまあ、いいよね。似たようなこと言ったって。
ハロー、Aぇ! group、聴こえるかい?
ツアーでこの曲が聞けることを心から楽しみにしています。
それからちょっとフライングだけど、結成6周年おめでとう。
これからもたくさんの楽しいこと、お待ちしております。
デビュー1年目にして自分が書いた曲が2曲もアルバムに収録される佐野晶哉よ…