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30代独身会社員のあれこれ雑記

親愛なるAぇ! groupへ

親愛なるAぇ! groupへ


CDデビュー決定おめでとう!!!!!!
本当に、本当によかった。


2024年3月16日。
城ホより先にこっちに来るとは~なんて言いながら、浮かれた足取りで向かった先は京セラドーム大阪でした。
埋まっているのかな?
ちょっと不安な気持ちも抱きながら足を踏み入れた会場は、確かに客席一面ペンライトが光っていました。
ファンである私たちですらとんでもなく嬉しかったので、きっとメンバーやメンバーのすぐそばにいる人達の喜びは一層大きいものだったと思います。

それほど多くの人が集まっているにも関わらず、京セラドームがしんと静まり返ったタイミングがありましたね。
その静寂を打ち破るように力強く響いた「CDデビューします」という5人の声は、これからもずっと忘れません。


5人からデビューを伝えられたとき、嬉しいとか悔しいとかいろんな感情が一気に駆け巡り、何の言葉も発することができませんでした。
やっぱりあと少しだったんだとか、6人並んだ絵が大好きだったなとか、寂しいなとか。こういう想いは多分これからもしばらく続いていくんだと思います。
でもまぁ、そういう想いを持っていたっていいですよね。
みんながみんなつらかったあの日、5人が更新してくれたブログはそういうファンのことも肯定してくれているんだって解釈しています。都合のいい解釈だけど許してください。

この2か月ちょっとの間、5人で進んでいくんだという覚悟を節々に感じていました。
静寂から大歓声に変わった京セラドームの真ん中で抱き合う5人を見て、どんな想いでその覚悟を決めたんだろうかと考えてしまい涙が止まらなかった。
そして、エンタテイメントの世界を進んでいくことを決めてくれたAぇ! groupのことがもっと好きになりました。

Aぇ! groupは私にとって初めてのジュニア担。つまりデビューを見守るのも初めてです。
SNSやニュースを見ては、「夢じゃない、本当にデビューするんだ」と噛み締めています。この感覚は初めてでちょっとおもろいです。
きっとCDを手にするその瞬間までずっとこんな感じでソワソワするんでしょう。このソワソワすらも楽しいです。


Aぇ! group。
さびれた30代独身サラリーマンに毎日の楽しみを与えてくれてありがとう。
君たちに出会ってから少しだけ心が軽くなりました。
それほどに大好きなみんなの一つの夢が叶うこと、心から嬉しく思っています。

本当に本当に、おめでとう。これから先もいっぱいの「楽しい」、期待しています。

てっぺん!!!!!!

メディアミックスの難しさを感じながら 芦原妃名子先生へ

芦原妃名子先生の訃報を受けて、思わず涙が出た自分に驚きました。
大好きな先生と自覚していたつもりだけれど、こんなに好きだったんだと自分の涙で実感した。

SNSに流れて来るあれこれからちょっと目をそらして、芦原先生のあの悲痛なつぶやきを読み返し、胸を痛めています。
憤りのやり場がなくて攻撃的な口調になってしまう気持ちはわからないでもないけれど、先生の想いはきっと違うところにあるんだよなあと思うとやるせない。

と言いつつ、私ももやもやしているので、脳内整理のために口調に気を付けながら考え事をアウトプットしてみます。


メディアミックス。実写化。議論され尽くしているようにも思うけれど、やはり難しい問題。
個人的には、原作に忠実であることこそ正しい、というのはちょっと違うような気がしていて。
それこそ先日見に行った映画「ある閉ざされた雪の山荘で」は原作からそこそこアレンジが入っていたように思うけれど、私は随分と気に入った。描かれる主軸は変わらないし、原作に対するリスペクトも感じたし、結果としてまた新しいエンターテイメントに昇華していた。

というか、そもそも読者と視聴者では狙い方が違うだろうということがある。
漫画や小説は視覚しか情報がないので(ななめ読みという言葉はあれど)一定の集中力が必要になる。だから繊細な描写や細かい設定も活きるし、そこを醍醐味に味わうファンもいる。
テレビはちょっと違う。
洗濯物を片付けながら、LINEを返しながら、ネイルを塗りながら、登場人物の声を聴いて時折画面に目を見やる。それでもある程度内容が把握できる。実写化作品の制作が勝ち取りたいのは原作ファンよりもむしろこういう層なんじゃないのかな。
ながら見をしている視聴者に「お、来週も見よう」と思わせるにはどうしたらいいか?そこの工夫の一環として、人気俳優にラブロマンスを与えたり、イメージとは違う思い切ったキャスティングをしてみたり、生々しい描写はオブラートに包んだり___
原作ファンが抱きがちな実写化に対する違和感のあるアレンジって、そういう経緯なのかなと思っている。まあ素人だから憶測にすぎないのだけれど。

とはいえ、原作者が自作に愛着を持っているのは当たり前だ。忠実にやってくれという原作者は少なくないだろうし、自分が掲げ始めた看板を想定外の色でうわ塗られたくないというのは当然だろう。

このズレこそが、私なりに考える実写化がうまくいかない理由(n番煎じだろうけど)。今は制作会社と原作者の2者を挙げたけれど、脚本家であったり出版社であったり、実際の登場人物はもっと増える。それぞれの立場があってそれぞれの思惑があるんだから、そりゃあ対立しやすいよね。メディアミックスって双方に利益を見込んでのものであるはずなのに。
今後も漫画や小説の実写化は続いていくのだろうけど、こんなことが二度と起こりませんように。


芦原先生。
やっぱり私は「砂時計」が好きなんです。
妙なリアルを孕んだ心情描写に、幼いながらも胸がひりひりしたのをよく覚えています。理解できないようでどこか共感できるような、何とも言い難い感覚でした。
自分が少しずつ大人になって、登場人物と自分が重なるように思える場面もありました。重なった結果、やけに思い悩まされることもありましたが(笑)救われるような思いになることもたくさんありました。
多感な青春時代を一緒に過ごしたこの作品は、これからもずっと宝物です。先生、ありがとうございました。

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」が期待以上に面白かった

公開初日にいそいそと観てきました。
ここから先は映画・原作についてネタバレがないようであるような感想を好き勝手綴っていくので、適宜自衛していただければと思います。


東野圭吾原作、言わずと知れた名作「ある閉ざされた雪の山荘で」

劇作家からオーディションとしてとある山荘に呼び出された役者7人。
何を審査されているのかわからない状況で、1人、また1人と役者が姿を消す。姿を消した役者は、殺されたという設定のようだ。果たして本当に設定なのか。はたまた、殺されてしまったのか。

……みたいなお話。


いや~面白かった。鑑賞後の余韻がすごくて、寒空を感じながら喫煙所でしばらくぼうっとたばこ吸ってました。

原作のメイントリックはそのままに、現代化したり、ちょっとシチュエーションや演出が変わっていたり、という映画ならではのアレンジ。
取り壊し予定のペンションだから好き勝手できるのにこんなきれいな建物でいいんか、とか思ったりはしたけれど、原作を知っていてもおおむね違和感なく呑み込めるものでした。

この作品の醍醐味のひとつである「心理的クローズドサークル」を丁寧に演出しているのもよかった。そうはならんやろと突っ込みたくなりつつも、彼らは役者で、殺人劇の真偽はわからなくて、役者として生きるためにオーディションに勝たなくてはいけなくて…という物語に引きずられて納得できる。この辺の作り込みはそもそも東野圭吾の巧さではあるのだけれど、言い争いのカットを作ることでより際立てていたなと。

それから、これは映像作品でしかできない面白さだなと思ったのは、フロアを真上から覗くいわゆる神視点。このカットが良かった。あれどういうスタジオでどうやって撮影しているんだろう。


そしてキャスティング。

キャストが発表された時、間宮祥太朗森川葵を筆頭に全体を通して「あ~わかる~!」という期待が大きかったのですが、主演の重岡大毅には少し引っかかりがありました。
原作の久我はなんとなく飄々としているというか、クール(でありたいが貫けていない)という印象があった。重岡くんの芝居のうまさは知っているけれど、どうしても普段の明るいキャラクターのイメージが強い。ていうか顔、主人公すぎる。いや久我も主人公なんだけど、久我にしてはあまりにも太陽みたいな顔をしている。
楽しみだけど、久我かあ……というのが拭えないまま映画館まで足を運んだのですが、まあとんだ杞憂だったわけです。
先ほどの映画アレンジの話にも繋がるのですが、あのエンディングを迎えるのであれば、久我に重岡大毅を当てた理由がすごくよくわかる。原作には描かれないあのラストに重岡くんはよく似合う。
ずっと抱いていた疑問が気持ちよく回収され、心の中でスタンディングオベーション。映画版ならではの鑑賞特典も粋でよかったですね。

間宮祥太朗演じる本多に関してはハナから「似合いそう~!」と期待してかかったのですが、軽々と期待値を超えてきたのでそりゃあもう良かったです。本多が紙たばこを吸うシーンでは心の中で特大ガッツポーズ。十角館のコミカライズでエラリイがiQ○Sだったことが悲しかった民としては、iQ○Sではなく紙たばこを選んでくれた監督(演出家?)に感謝が止まりません。
頼もしい印象がありながらもミステリアス、原作の本多に抱いていた魅力を映画でも感じることができて嬉しかったです。

キャストの話をもっとしたいけれど、あの役の話をしたらあまりにもネタバレかな、あのシーンの話をしたらあまりにもネタバレかな……ってつい考えてしまうのでこの辺で止めておきます。一切ネタバレのないことを言うなら、中条あやみのスタイルが良すぎた。



ある閉ざされた雪の山荘で、愛情の交錯する殺人劇。他作品と悩んだ末に選んだ新年初映画、大当たりでした。

加藤千恵「真夜中の果物」 忘れられない歌がある

どういうわけか、小中学生の頃から詩歌や俳句が好きでした。
といっても、じっくり読み込んで解釈を___ みたいなことはせず、なんというか、それこそ音楽を聴くような感覚。
耳心地がいい、思わず口にしたくなるような言葉選び、ぼんやりと聞いていてもなんとなく情景が浮かぶ、そういう歌が好きです。
普段は使わないような気取った比喩も、詩歌ならすっとなじんでしまう。そんな魔法みたいな感じも好き。

とはいえ、現代短歌を意識したのは20をとっくに過ぎてからで、本屋でジャケ買いしたとある本がきっかけでした。それが「真夜中の果物」。

ほらかわいい。女子ウケ◎。
恋にまつわるショートストーリーと、そのお話をもとにした短歌が添えられた短編集です。
くすぐったいほどに甘酸っぱい恋が描かれたかと思えば、ちょっと嫌気がさすほどの生々しさが描かれていたり。思わず自分の過去の恋愛を振り返ってしまい、苦笑いするような気持ちになったり。小説もさることながら、そこに添えられた短歌の衝撃。

どうしても「俳句や短歌」とワンセットのイメージだった私。四季の移ろいや心の機微を綺麗に描くもので…みたいなことを考えていたけれど、そんなのはとんだ杞憂でした。ああ、なんだ。短歌って、こんなに自由でよかったんだ。

話したいことがたくさん残ってる 中華料理で何が好きとか

この歌は、酔っぱらって「酢豚に入ってるパイナップルが許せない」と男性に熱弁した女性の話に添えられたもの。これだけ聞くといやいやどんな話だよって思いますよね。そんな話です。
もっとあなたと話がしてみたい。もっとあなたのことが知りたい。えっと、例えば、中華料理なら何が好き?
そんな感情を、これだけ軽やかに詠んだっていいんだ。
ショートストーリーとセットだからこそ心情や情景が飲み込みやすかったのも、プラスに働いたのかも。自分の固定概念を吹っ飛ばした、忘れられない一首です。

この歌を知って、自分で詠んでみることも始めました。どこに出すでもないけれど、スマホの縦書きエディタにぽつぽつメモを残しています。SNSなんかで投稿してみればいいのかもしれないけれど、まだちょっとそんな勇気は出ないかな。

長編小説ではないので物足りない人もいるかもしれない。その一方で、肩ひじ張らずにぱらっとめくれる心地よさがある。それこそ音楽を聴くように。
私にとっては、そんな一冊。


ちなみに。同じく加藤千恵さんの作品「ハニー・ビター・ハニー」。こちらはショートストーリーのみの短編集。
体感的にはこちらの方がほろ苦い話が多く、ちょっと胸が痛くなります。

なんでもないけど気分はいい日、の日記

最近睡眠の質がとにかく落ちていて、3時間前後で目覚めてしまったり、そこから朝まで眠れなかったり。せっかくの休みでやっと寝付けたと思ったら泥のように寝てしまい、起きたら外がもう暗いとか。こういうことがあると、独り身でほんとによかったなと思う。

 

とはいえ少し調子が戻ってきたのか、夜中に目覚めてしまったりはしたものの、今日は9時に起きた。少し昨日飲みすぎたのか(睡眠の不調、多分酒のせいもある)なんかすっきりしないので、冬の寒い朝はつらいけど、冷えた牛蒡茶を少し。そこから白湯を1杯飲んで、布団に戻って少しごろごろ。

 

そこから身支度して近所のちょっとしたマルシェに。今日はイベントもやっていて、寒い中朝からにぎやかだった。

マルシェの中にあるスーパーに立ち寄る。お魚が美味しいお店で、アジが食べたかったけど開いてもらうのに結構並んでいたので、今日はしらすにした。量が多いとはいえ、いつも行く別のスーパーよりだいぶ高いしらす。期待するからな。しらすは頭から骨まで丸ごと味わえるのがいい。立派な手羽中が思っていたより安かったのでこれもゲット。

 

午後一で役所に行ったのだけど、今日に限って自分の要件が受け付けられない日だった。謝られたけど、むしろ事前に調べていなくてごめんなさいの気持ち。せっかく役所まで行ったので、役所の近くにある普段は行かない大きめの図書館へ。

初めて行く図書館、綺麗だった。子供が多かったせいか、少し騒がしかったけど。一般書を少し物色。モネの絵画紹介の本があったのだけど、私の好きな絵は紹介されていなかった。残念。読んでみたかった本と気になる本を見つけたので2冊借りてきた。図書館については思うことがあったのでまた別の記事で書こうと思う。

 

しかし今日は風が強い、冷たい。昨日とか結構あったかかったのに。今日は出かけるって決めていたけど、風の音聞いてやっぱりためらったもんな。寒い寒いと言いながら帰宅。

役所に行く前にかけておいた布団乾燥機が終わっていたので、レイコップをかける。さっぱりした。レイコップ、まじで今年のベストバイだ。これもまた別の記事で書く。

 

干しっぱなしだった洗濯物を片付けて、15時になったからコーヒーを淹れた。と言ってもインスタント。コーヒーメーカー、置く場所ないんだよな。ドリッパーくらい買おうかな。毎日じっくりドリップできるほどマメでもないし余裕もないけど、こういう休日にドリッパーがあったら少し気分がいい気がする。実家にはコーヒーメーカーがあって、お休みの日に母が淹れてくれていた。スマホで検索してみると、ドリッパーにも色々と種類があるもんだと知った。お手軽なプラ製、どっしりとした陶器製、ガラスのものや、熱伝導率の高い金属製。大学のときは先生の研究室でよくコーヒーを淹れていたけど、あそこで使っていたのはどんなものだったっけ。

マルシェで買ってきたクッキーをコーヒーのお供にする。かなり甘めだけど、私好みのハードクッキーですごくおいしかった。クッキーって洋菓子の中でも3本の指に入るぐらい好き。

 

そこから夕方になって、早めにお風呂に入ろうかと思ったんだけどおなかが痛くなってきてしまった。生理痛だ。無理して動くより、まずは体をあたためようと素直に横になる。布団にくるまりながら、借りてきた本を読んだり、来週の有馬記念の出走表を眺めたり、YouTubeを見たり。軸馬どうしようと考えていたら少し眠ってしまったけど、目が覚めたら少し腹痛も楽になっていた。

 

もう夕飯の時間だったけど、先にシャワー。お風呂をあがってスキンケアをして、一息ついて少し遅めの夕飯に。残っていたお味噌汁に、買ってきたばかりのしらすしらす丼。作り置きの副菜をいくつか並べる。しらす、いつもより高いだけあって、大ぶりでふっくらしていておいしかった。まだ残っているから、今日からしばらくはしらす丼だ。あ、パスタもいいかもしれない。

 

仮眠を挟んでしまったので、少し頭を動かそうと今PCを開いている。寝る前にブルーライトは良くないとは知っているけれど、まあ、現代人なので。気休め程度にブルーライトカットグラスをかける。JINS SCREEN、40%カットとかあるんだよ。すごいよね。

確か私のはウェリントン。ECのせいかブラックしかカラーがないけど、店頭にはもっと色々あるはず。

www.jins.com

 

久しぶりに出勤以外で朝からきちんと日の光を浴びて外を出歩いた。特別何かいいことがあったわけではないけれど、少し気分はすっきりした。日光もたくさん浴びたからきっとセロトニンも分泌されていることでしょう。今日はぐっすり眠れますように。