ESULOG

30代独身会社員のあれこれ雑記

ドラマ「ばらかもん」にハマっています

ドラマ「ばらかもん」が面白いです。

見始めたきっかけは杉野遥亮くんと遠藤憲一さんが好きという単純明快な理由なのですが、これがなかなかハマってしまいました。

原作コミックスはタイトルを聞いたことがあるくらいでしたが、先日のヤスばが亡くなった回は画面の中の田中みな実ばりに大号泣したほどです。都合よく美女に感情移入すんな。

 

五島列島の絶景がいい

海の見えるシーンは実際に五島で撮影しているものが多いみたいですね。主人公である清舟(以下、先生)の背中越しに見るあの絶景はやはり圧巻。

自分自身が島とは無縁な生活をしているので、彼らの「日常」に私の「非日常」を見るという不思議な感覚。

オーシャンブルーより大草原の緑が好きなタイプで積極的に海に行くこともありませんが、ああいう壮大な景色を見るといいもんだなと感じます。

長崎いいなー。佐世保までしか行ったことない。

 

先生と子供たちの「友情」のような絆

都会育ちの先生が、良くも悪くも近すぎる田舎民の距離感に戸惑っていたのも束の間、第5-6話ではなる達島民の名前をぎっしりと書にしたためるほどに絆を深めています。

特に、名前を大きく書かれた6人「なる」「陽菜」「謙太郎」「浩志」「美和」「珠子」と先生の間の絆は、ご近所付き合いというよりも友情に近いものを感じました。

もちろん、友達というには随分年齢が離れています。それでも、笑ったり、怒ったり、謝ったり、そういった感情にお互い対等に向き合っている。そこに友情に近いものを感じるのかな。

ちょっと不思議な「友情」の形が面白いのも、毎週テレビに向かう理由の一つかなと思いました。

 

子供の頃に行ったおばあちゃんちを思い出す

めちゃくちゃ私情ですが、ばらかもんを見ていて一番思うのがコレ。

祖母の家は、恐らく都会の人が見たら「ド田舎」と評するだろうなという場所にあります。

自転車で10分ぐらいかければコンビニやスーパーがあるので生活が大変なほどではないのですが、住宅街育ちの私からするととても新鮮な環境でした。

 

次から次へと先生の家へやってくる島民を見ると、知らないおばあさんが玄関に座り込んでおばあちゃんと喋りこんでいたことを思い出すし、

タマの家の商店を見たら、おばあちゃんちから一番近いお店はタマの家よりももっと小さな商店だったなと思う。

ほろ酔いの先生が転んで雑木林の谷に落っこちたときに思い出したのは、おばあちゃんちの裏手にある深々とした雑木林でした。

そういう「田舎あるある」が詰まっているんですよね。

 

一つ思い出してしまえばあれこれ芋づる式に思い出すのが人間。

ばらかもんを見てからおばあちゃんやおばあちゃんちで過ごした時間を思い出すことが増えました。

縁側に座っていたらちりんと鈴の鳴る音がして、「ネコバスが来たよ」と従姉に騙されたのも今となっては良い思い出です。

今思えばもちろん風鈴の音なのですが、あの頃は本気で信じていたし、そう信じたくなってしまうような環境にある家でした。

そんな懐かしい、愛おしい思い出を呼び起こしてくれたこのドラマに感謝。

 

田舎ネタでいえば・・・

少女漫画「砂時計」も好きです。こちらは島根県が舞台のお話。

 

そんなこんなで、楽しく見ていたドラマ「ばらかもん」も残るところあと数話。

五島の絶景を、田舎暮らしで人間らしくなった清舟を、明るい子供たちの笑顔を、最後まで存分に楽しみたいと思います。

 

それにしても先生かわいい。

 

杉野くんといえば

ジャニオタなので洗剤を買うときアリエールにするかナノックスにするかめちゃくちゃ迷うんですが、選ばれたのは杉野くん。ということで今のところアタックゼロで安定しています。

一人暮らしなせいもあると思いますが、意外と減らないのでコスパ良いです。