秋ドラマ始まりましたね。今季もいくつか見よう〜というところで「マイ・セカンド・アオハル」を見ました。広瀬アリスと道枝駿佑なので見る理由は充分です。随分髪型が変わったノリタカくんも出てきて焼酎タワーキメたくなりました。（夏クールの埼玉のホスト）
広瀬アリスの役設定よりもずっと年が上の方ですが、大学のとき20～30くらい年が離れていそうな同級生が居たのを思い出しました。上品で、さらっとスカーフを使いこなすおしゃれなお姉さん。学内で会うと穏やかに挨拶してくれたなあ。懐かしい。（なおドラマの広瀬アリスは酒飲んで雑魚寝）（最高）
クォーターライフクライシスという言葉、日本でも随分広まってきましたね。人生100年時代と言われる昨今、その1/4にあたる25歳前後から30代にかけて感じやすいと言われる、幸福感の下落や人生に対する妙な焦燥感のことです。
なんでもそれっぽい名前つけやがって単なるありふれた悩みじゃねえか、と思いつつも、思い当たる節はありすぎました。ちなみに40〜50代で陥るミッドライフクライシスなるものもあるそうです。今後の人生脅しやがって。
なんでこんな話をしたかと言うと、マイ・セカンド・アオハルはまさにこれを打破する物語だったわけです。
30手前の女（我らが広瀬アリス）が会社の同僚に話をしたのをきっかけに若き日の想いを振り返り。ひょんな不幸をきっかけに美青年（我らが道枝駿佑）に出会い。更なる不幸をきっかけに得た泡銭を元手に人生の立て直しを図る…
ざっくりそんな感じの1話でした。
同族嫌悪という言葉もありますが、自分のかっこよくないところに似たものを見ると目を背けたくなるもので、数年前の自分を思い出すようで1話の序盤はちょっと見るのやめようかな…と思うぐらいしんどかったです。精神的に。
しかし地球で一番顔面偏差値の高いグリコが始まった途端「見る〜！！！」になった。簡単な女だよ、面食いってやつは。そもそも顔面広瀬アリスな時点で異族なので目を背ける必要は全くありませんでした。危ない危ない。
30歳になる直前の頃、何とも言えない焦りというか、あったなあ。そこまで高くない収入だったり、職業適性だったり、結婚願望もないのにだらだらと付き合っていた当時の恋人のことだったり、祖母の死で自分の親の老後を考えさせられたり。
ただ、ちょうどそのくらいで新型コロナのパンデミックが起きて、コロナかかってないし健康だし推し増えたしいっかあ～！って、それどころじゃなくなったんですよね。なので消化したわけじゃないけどどうでもよくなっていた。オタク元気。
マイ・セカンド・アオハルを見て、消化していなかった何とも言えないもやもやしたものが心のどこかに蘇ってきてしまいました。どうしてくれるんだTBS。多分、物語とはわかっていても打破しようと動いている佐弥子（広瀬アリス）に対するひがみみたいなものなんでしょうね。
蘇ったとは言ったものの、30歳直前くらいに抱いていた私のもやもやと、今のもやもやも少し変わったように思います。
当時の恋人とは別れてそのまま独り身なので恋人に対して気兼ねする必要はなくなりました。相変わらず結婚願望はないけれど、一向に願望が湧かないこと自体に焦っている自分も居る。これから40、50と年を重ねた先で寂しくなった時しんどいよなあ。でも今の自分の気ままな生活も守りたいしなあ。ジレンマ。私にも道枝駿佑現れないかな。
時々「独り身 終活」とかで調べているのですが、やっぱり独り身なら賃貸じゃなくて家買った方がいいんだろうなあ…と資産周りの悩みにまで発展する。もやもやの連鎖。
職業適性については相変わらず。大学を卒業してからずっと同じ業界に居ますが、正直この業界向いてないんだよなぁと思いながらもだらだら働いています。立場だったりプロジェクトの都合だったりで辞めにくいという状況もあるし、基本的に臆病者なので環境が変わらないことに安心してる自分も居ます。良くないなあ。今の仕事にもっと前向きになれたらベストなんだけど、今の仕事のまま姿勢を変えるって何がいいんだろうな。
収入は若干上がってはいるものの高いわけではないので、仕事に対する気持ちが変わって収入もいい方向に行ったらいいな。どう動けばいいのか、わかっていないけれど。
資産運用、親の老後、運動不足（これはやる気の問題）、まだまだもやもやしているものはたくさん。ドラマの中の広瀬アリスは大学に行くという大きな環境変化で打破を図っているわけだけど、みんなはどうやっているんでしょうね。そんなことを考えながら今日もお酒を飲みます。
だらだらとオチのない話をしましたが、マイ・セカンド・アオハル、道枝さんに「酒がねえ」と言わせてくれてまことにありがとうございました。今後の展開も心より楽しみにしております。
余談。今季見る予定のドラマ。
帰ってきたらいっぱいして。小島のえっちなドラマだ～！と意気揚々と見たのですが、楽しかったです。えっちなドラマの感想とは思えない感じですが楽しかったです。
